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 まったくもってその通りなのだ。高温多湿な日本で、夏の真っ昼間に競技をやらせようなんて、正気の沙汰ではない。宿る健全な精神も、不健全な身体から抜けていくというものだ。健全な精神さえあればなんとかなるとか思っているヤツ。うさぎ跳びで校庭10周。

 選手の体調面もそうなのだけれども、夏の真っ盛りにやるというのは、日本の美しさと照らし合わせても、ふさわしくない。日本には四季というものがある。そしてスポーツの祭典を美しく締めくくるのも、秋がふさわしいのだ。

 10月10日が体育の日で、この日は1964年の東京オリンピックの開会式であったのは知っての通り。オリンピックは当時15日間であったから、閉会式は10月24日ということになる。

 当時の映像をみてほしい。モノクロームなせいもあるが、なんと美しく幻想的な風景であろうか。幻想的な風景というのは、まだ日も高く暑くて騒々し気な夏の夜よりも、涼しくて日もとっぷり暮れる静かな秋の夜にこそ生まれる。

 どこかの大国の都合かなんだか知らないが、日本の美しき風土の特徴を無視して話をすすめないでいただきたいものだ。きっぱりと断ろうともしない日本のお偉いさんもお偉いさんだけれども。夏にやるという開催案にNOと言えなければ、日本でやる意味はない。

今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。